従来のタクシー業界の考え方と⼀線を画す、
⾰新的な理念で、2004年4月、トマト交通はその歴史を刻み始めました。
取り組むべきは単なる価格競争ではない、それは「サービス」。
そしてそれは「全⾞が同じ品質を誇り、その品質が他を圧倒するサービス」
での戦いでした。
タクシーは
運送業ではなく
サービス業である︒
勝負するのは
価格ではなく
﹁サービス﹂
それも
﹁全車同一品質で
桁違いの高品質の
サービス﹂である︒
そして、そんなトマト交通の未来への道筋を⽰す⾔葉として
今もなお私たちの⼼に響き続ける、
増⽥治⽒が残した数々の⾔葉を通じて、
私たちの会社の歴史とその理念をご紹介します。ぜひご覧ください。
緻密な
マーケティングに基づく
営業戦略を実行する
徹底した品質管理で
顧客満足度を
上げ続ける
同一価格のもと
桁違いな高品質の
サービスを提供する
当時のタクシー業界では乗務員が⾃由気ままに仕事を行うのが当たり前で、
会社は乗務員の統制は取れておらず、しかもタクシー業界は規制に守られていたため、
価格競争も品質競争も存在しませんでした。
経済の悪化により需要が落ち、市場が縮⼩する⼀⽅、違法な客待ちと空⾞が増え、
結果としてドライバーの賃⾦やモチベーションが低下しました。
その結果、タクシー業界の社会的評価は⼀層低くなり、
ドライバーにとっても、会社にとっても、
お客様にとっても非常に不幸な状況に陥りました。
このような状況を打破するために、
私たちは
「安全で、⼼地よい乗り⼼地を提供する移動サービス業」への挑戦を始めたのです。
全ての産業に共通することですが、良い商品は売れ続け、悪い商品は売れません。
そして、品質が保てなければ捨てられます。
同じ価格であれば、より高品質のものが選ばれます。
これはタクシー業界にも当てはまります。
タクシーにおける「商品」は「⼈」、つまりドライバーです。
お客様に⽀持され、売れるタクシー会社になるためには、乗務員のクオリティーを上げることが必要です。
トマタクは、ドライバーこそがブランドであり、最⼤の武器と考えています。
トマタクでは採⽤後、1ヶ⽉の実戦訓練とその後のフォロー体制を整え、
乗務員の育成に⼒を⼊れています。
良い人材と最高のサービスを提供し
お客様にトマタクを選んでいただくため
私たちは徹底したエリアマーケティングを行っています。
その鍵となるのが、最適車両自動検索システムと
需要予測システム「ベストワンウェイ」の開発導入です。
この革命的な仕組みは、お客様のデータに基づいて
最適な車両を事前に配置することを可能にします。
乗務員は指示されたルートを走ることで、
お客様を探して走り回る必要がありません。この画期的なシステムにより
効率的で快適なサービスを提供できるのです。
お客様に快適な接客を提供するためには、
まず乗務員の労働環境を整えることが不可⽋です。
トマタクでは、ベストワンウェイシステムの開発と導⼊、労働環境改善により乗務員の賃⾦は全産業平均年収を超えました。
きちんと仕事に取り組むことで正当な評価が得られ、
組織全体ので⼀定の成果を上げ、お客様に喜ばれる。このプロセスを通じて、乗務員は⾃らの仕事に誇りを感じることができます。
この「誇りを持てる」という感覚が⾮常に重要です。
イギリスのロンドンタクシーは、市民から厚い信頼を寄せられ
その高い評価は世界的に知られています。
日本でも、タクシーの仕事が誇りを持てる職業になることで
タクシー業界の社会的地位が向上し
ひいては社会全体への貢献に繋がると信じています。
そのためには、乗務員やスタッフのステイタス向上や
労働条件の改善が欠かせません。
社員が安心して全力を尽くせる職場
家族が安心して豊かな生活を送れる会社
を目指しています。
トマタクでは、乗務員経験者以外を原則として管理職に任じていません。
もし管理職候補を外部から募集する場合でも、
⼊社後、一定年数の乗務経験を積んでもらいます。
実際にお客様と接し、トマタクのポリシーを体現してきた社員だからこそ、
乗務員のサポートやマネジメント、営業戦略、
販売促進において⼒を発揮できると考えています。
現場を誰よりも理解し、
その経験を活かして学び続けることで、
教育や管理などの本部スタッフ、
さらには管理職‧幹部への道を歩むことが可能です。